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昔から男性諸君にとって女性器はある種の”夢”であるようで、「見たい」という妄想をかなえるための、さまざまな方法が編み出されています。
「口の大きい女は下の口も大きい」とか「おちょぼ口の女は締りがいい」「アソコの形は耳をみればわかる」などなど、外見的特徴から性器の形や具合を判断するのがよっぽど好きと見えます。
ところが、女性器の締まりはそれ自身を取り巻く”八の字筋”の発達具合で決まってきます。したがって女性器がユルかったり、よく締まったりするのと口の形には何の因果関係も存在しません。
ただし形については、口角間隔(唇の横幅)と陰烈(性器の縦側)、耳の溝の細さやその浅深と膣のサイズ、それぞれの間に多少の比例関係が存在すると言う報告もあり、実際これまでさまざまな研究がなされてきました。しかし残念ながらこの説を裏付けるデータは得られていません。
膣には、お腹側の壁=前膣壁とお尻側の壁=後膣壁がありますが、年齢や性生活の環境にそれほど左右されない前壁に対して、後壁は年齢と生活条件を反映して、しだいに変化します。
そして性生活のピークを過ぎる頃には10代当時の20〜25%長くなり、50歳前後では逆に収縮します。
さらにセックス時、膣壁には10〜15ミリの伸展が見られ、男性の個人差にも常に対応できるようになっています。
そのうえ、外陰部の脂肪の付き方や皮膚の厚さなども人それぞれ違うわけで、これらにあわせて口や耳の大きさが変わるなんていうことはあり得ません。
とはいえ、ウソとわかっていても、どこかで期待を持ったり信じていたいのが、この手の性の神話です。確かに唇は小陰唇そっくりだし、耳の形の複雑さは女性器の複雑さと似ています。大きさや肉付き、穴の形なども女性器と同様、百人百様です。
とくに耳が性感帯としても大きな役割を果たしている点からも、信憑性はともかくとして、”顔で見る性器判別法”を信じたくなる気持ちもわかると言うものです。
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